勇気をくれる音楽

心に響く歌と重なる、勇気と希望を抱いて進む山の姿

子どもの頃から、
心に残る映画があります。

『サウンド・オブ・ミュージック』です。

字幕だったので、まだ読めない漢字もあって、
内容はよく分からなかったけれど――

歌や映像が大好きでした。

エーデルワイスやドレミの歌、
My Favorite Things、The Lonely Goatherd、So Long, Farewell…
どれもワクワク、ドキドキしながら
何度も観ていました。

大人になるにつれ、
映画のストーリーや登場人物の気持ちが
少しずつ分かるようになりました。

親に甘えたい気持ち、
正直に言葉にできない想い。

初恋の切なさ、
失恋や戦争の辛さ。

同じ映画でも、
感じ方はその時々で変わります。

一緒に落ち込んだり、
悔しい気持ちになったり、
頑張ろうと勇気をもらったり。

中でも――
「Climb Ev’ry Mountain(すべての山に登れ)」という曲は、
特に心に響きます。

聴くと、
霧のかかった長い道を
一歩ずつ登っていく自分を思い浮かべます。

孤独で、不安で、
消えてしまいたいと思うこともあるけれど――

逃げることはできず、
ただ前に進むしかない道。

どこまで続くのか、
山なのか登っているのかも分からない道。

でも、少しずつ進むことで、
いつか頂上にたどり着けると
信じています。

そして、その頂上には――

青い空と連なる山々。
暖かい日差しに、
頬を撫でる優しい風が待っているのでしょう。

その温かさを浴びて、
雲の上まで飛んでいけるような気持ちを味わえる。

そんな希望があります。

悩んでいないでやってみよう。
一歩ずつ、ゆっくりでいい。

頑張って登ったその風景は、
きっとかけがえのないものになる。

どう感じ、どう学ぶかは自分次第。
自分らしく生きていこう。


今日も『さんぽ』にお付き合いいただきありがとうございます🌿


みなさんにとって、子供の頃からずっと心に残っている映画や音楽はありますか?
きっと誰の心にも、自分を勇気づけてくれる歌や物語があるんだと思います。
そしてこれから先も、新しい音楽や映画との出会いが、人生のさんぽ道を彩ってくれるのでしょう。

▶ 心の内側に向き合う記事として、エンディングノートに書いた思いもご覧ください。

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