梅雨空と心のゆらぎ

梅雨の季節、木の間から見上げた曇り空と厚い雲の自然風景

6月の空は、なんとなく心の中を映しているように感じる。
朝、カーテンを開けると広がるのは、分厚い雲に覆われたグレーの空。
気温はそれほど高くないのに、湿気がまとわりついて体が重たい。
動きたいのに、気持ちがのらない。
そんな日は、少しずつ少しずつ、心も沈んでいく。

曇り空が続くと、明るいことを考えるのも、なんだか遠く感じる。
理由もなく不安になったり、誰かの言葉がいつもより強く心に刺さったり。
晴れの日には気にならなかった小さなことが、じっとりと胸に残る。

でも、そんな空の下でも、たまに風が吹く。
窓の隙間から入ってくる少しひんやりとした風が、部屋の重い空気をはき出してくれる。

どんよりした気持ちも、たまに吹くご褒美の風に後押しされ、ふっと気持ちが軽くなる。

今日は少し揺らいでいるだけ。そんな日もあるよね。

分厚い雲も、ゆっくりと風に流されていく。
その隙間からのぞく明るい日差しが、今はただただ待ち遠しい。
それだけで、心が少し明るくなるから不思議。

空は変わる。風も、雲も、光も。
だからきっと、心も変わっていける。

明日は晴れるかな。

そう思えるだけで、今日は少し優しい日に変わった。
どんな空の下でも、わたしは歩いていく。
ゆっくりでも、揺らぎながらでも。


今日も『さんぽ』にお付き合いいただきありがとうございます。

季節に揺れる空のように、心が曇る日もあるけれど、
そんな自分をそのまま抱えて、今日を歩いていけたらいいなと思います。

どんより雲の梅雨の時期はじっとり重い感じになりがちですが、みなさんはどんな工夫をして過ごしていますか?

またこの時期だからこその楽しみがあったら教えてくださいね。

明日は晴れるといいな🌿

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