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実際に使ってよかったものをご紹介しています🌿
蒸気の立ちのぼる音が、少しだけ気持ちをほどいてくれる気がして。
バタバタした日も、台所に立つ時間だけは、ゆっくり流れてほしいと思うようになりました。
そんな日々の中で出会ったのが、杉の蒸籠です。
おどろくほど「簡単・美味しい・ヘルシー」なんです
気づけばもう、3年のつきあいになりました。
今日は、そんな蒸籠とわたしの台所のことを、少しだけお話ししようと思います🌿
わたしの蒸籠暮らし
2022年の春、我が家にやってきた杉の蒸籠
直径24cmの杉の蒸籠。
本体2段と蓋、それにアルミの蒸し板もあとから買い足しました。
最初はちょっと背伸びした道具のように感じていたけれど、
今ではすっかり、台所に馴染んだ道具のひとつです。
なんだか、少しだけ丁寧な暮らしをしているようで心もほっこりするんです。
少し木が歪んできたけれど、それもまた味わいで、直しながら使っています。
蒸すだけで、料理がごちそうに変わる
春は、キャベツ、アスパラ
夏は、とうもろこし、かぼちゃ
秋は、さつまいも、きのこ
冬は、大根、はくさい
季節の旬なものを素材そのままに、蒸籠の蒸気で蒸されたお野菜はとても甘く、お肉も柔らかくいただけます。
疲れた夕方は、冷凍焼売を並べるだけ。
ふたをして待つだけで、ふわっと杉の香りが移って、
それだけでごちそうになるから不思議です。
野菜の美味しさに気付き、食生活が豊かになりました。

蒸籠って、意外と手間がかからない
蒸籠と長くつきあうために、大事なふたつのこと
蒸籠を使うときに、私がいつも気をつけているのは、たったふたつのこと。
ひとつ目は、使う前に蓋はさっと、本体はしっかり水で濡らしておくこと。
これだけで、汚れや匂いがつきにくくなって、お手入れがぐんとラクになります。
ふたつ目は、使い終わったらしっかり乾かしてからしまうこと。
木の道具だからこそ、乾かす時間をちゃんと取ることが、長く使うコツだと思っています。
難しいことじゃないけれど、
この2つを守るだけで、杉の蒸籠とは気持ちよく長く付き合っていけます。
野菜だけのときは、洗剤を使わずに水洗いだけ。
肉料理や油を使った料理のときはお湯を使って洗っています。
そして使い終わったら、しっかり乾かすこと。
風通しのよい日陰に置いておけば、特別なお手入れはいりません。
狭い台所でも、干し場所はある
うちの台所は広くないので、最初は干す場所に困っていました。
家の中では風通しが悪かったり、でも今は、野菜を干す用の網に入れてつるして干しています。
場所を取らずにしっかり乾かせるので、これも小さな暮らしの知恵です。
これから蒸籠を始める方へ
蒸し板は最初からあるとラクです
最初のころは、鍋に直接蒸籠をのせていましたが、
ぐらついたり焦げそうになったりして、ちょっと不安でした。
そして、お肉などの油や水分が垂れてしまうことで鍋やコンロが汚れることが何度かあり、お掃除も大変でした。
あとからアルミの蒸し板を買い足したことで、
ぐらつく心配もなくなり、油なども蒸し板が受け皿になり毎日の調理にも安心して使えるようになりました。
これから蒸籠をはじめる方には、最初から蒸し板とセットになったものがおすすめです。
杉の蒸籠と蒸し板のおすすめ
私が使っているものとまったく同じではないのですが、
楽天で似たタイプを見つけたのでご紹介します。
蒸籠って、ちょっと特別な道具に思えるけれど、実は毎日に寄り添ってくれる身近な存在。
少しでも気になった方は、まずは気軽に試してみてください🌿
おわりに
ふたを開けるたび、
ふわっと立ちのぼる湯気と杉の香り。
蒸籠と過ごす日々は、
台所の時間を少しだけ豊かにしてくれました。
暮らしの中に、
ほんの少し手間と香りを添えてくれる道具。
そんな蒸籠が、
私にはとても心強い存在です。
杉の香りに包まれながら、
ふだんのごはんが少し特別になる——
そんな蒸籠のある暮らし、ぜひ一度試してみてください🌿
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