靴をそろえて、今日をおしまいにする

やさしい光が差し込む玄関に並んだ二足の靴、一日の終わりを静かに見守る

どんなに眠くても、これだけはやっておきたい。

靴を、きちんとそろえる。

それができたら、「今日」はちゃんとおしまいにできる気がする。

玄関に靴がバラバラになっていると、
心の中まで少し乱れているような気がしてしまう。

でも、そろえてあるだけで、
不思議とほっとする。

明日の朝、気持ちよく出発できるように。
誰かがつまずかないように。
自分自身が整った場所から歩き出せるように。

眠い目をこすりながら、
それでも靴をそろえずにはいられない。

私にとっては、
玄関の靴を並べることが、
一日を「無事に終える」ための、ちいさな習慣。

鍵をかけるときのような、
安心のしるし。

最近、それが自分にとって大切なことだったんだなぁって、
ふと気づいた。

きれいに並んだ靴を見て、
「今日もちゃんと暮らせた」と思える。

ただそれだけのことが、
こんなにも私を安心させてくれるなんて。

おやすみなさい。
また明日、歩き出すために。


今日も『さんぽ』にお付き合いいただきありがとうございます🌿


みなさんにとって、
一日の終わりに欠かせないこと、なにかありますか?

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