気がつけば、あの日から一ヶ月が過ぎていた。
でも、さみしいと感じるようになったのは、
ほんの最近のことだ。
どうしてだろう、と考えてみたら、
たぶん、気づかないふりをしていたんだと思う。
気づいてしまったら、
この静けさを、そのまま受け取らなければならなくなるから。
家の中は、思っていたよりも音が少ない。
あの部屋はがらんとしているのに、
そこにはまだ、消えない気配が残っている。
前は、
一緒に過ごすことが難しいと感じていた日もあった。
それなのに今は、
会える時間が、なにより大切だ。
短い時間のあとに、
また離れる瞬間がやってくる。
その帰り道は、
胸の奥がぎゅっと縮まるようで、
うまく息ができなくなる。
同じことを経験するのは、これが二度目だ。
前のときは、
自分を責める気持ちばかりが先に立っていた。
けれど今回は、少しだけ違う。
さみしさは消えないけれど、
どうしたらいいか、
何を支えにすればいいか、
前を向いて考えている自分がいる。
やらなければいけないことがある。
感情に揺れながらも、
考えることを、手放さずにいたい。
同じことを、繰り返さないために。
できることを、ひとつずつ。
その覚悟が、前よりもはっきりと胸にある。
同じ場所にいなくても、
同じ時間を過ごしていなくても、
それでも、私はそばにいる。
今日も、静かな家で、
待つという時間を生きている。
今日も『人生さんぽ』にお付き合いいただきありがとうございます🌿
もし、どうにもできない時間の中で、
何もしてあげられていない気がしたり、
自分を責めてしまう夜を過ごしている人がいたら。
同じ形ではないけれど、
同じように胸をぎゅっとさせながら過ごしている人が、ここにもいます。
ひとりじゃない。
そっと応援しています。

コメント