2025年7月– date –
-
冷凍フルーツと氷砂糖。瓶でつくる夏の甘い時間
夏が始まるころ、わたしの台所には、果物の甘い香りがただよい始めます。 きっかけは、数年前に買った無農薬のレモンでした。なんとなく思いつきで氷砂糖と一緒に漬けて... -
ゴールが見えない道を歩いている気がしても
「私たちがいなくなったあと、この子は生きていけるんだろうか」 それは、わたしが何年も抱えてきた問いだ。答えなんて出ないのに、何度も、何度も、同じ場所に戻ってき... -
蒸籠と暮らす台所。杉の蒸籠と3年、私の小さな台所
蒸気の立ちのぼる音が、少しだけ気持ちをほどいてくれる気がして。バタバタした日も、台所に立つ時間だけは、ゆっくり流れてほしいと思うようになりました。 そんな日々... -
心を空っぽにする朝
あさ早く、土手へ向かうとそこは、だれもいない私だけの世界だった。 聞こえてくるのは鳥の声虫の羽音風が草花をゆらす音 いつもなら聞き流してしまうような自然の音た... -
梅の香りと、暮らしのびん。お気に入りの保存瓶と、ちいさな台所しごと
雨の音がやんだ午後、さんぽの途中で、ふっくらとした青梅を見つけました。手に取ると、ほのかに甘い香り。「今年も、そんな季節かぁ」って、胸の奥がすこしだけあたた...
1